2003/6/14  拾い猫
 ◆ 2003/6/15  飼う
 2003/6/18  家族
 2003/7/ 1  成長
 2003/7/11  思い出
 2003/7/12  別れ

しばらくの間飼うと決めたら(本当はペット禁止のマンションなのだが)、すぐさまペットショップと100円ショップに走った。ペットショップでは缶詰の餌とトイレ用の砂、爪とぎ、シャンプー、猫じゃらしなどを買い、100円ショップでは寝床となる食器用ケースやタオル、マット、ご飯皿、それから長方形のネットを6枚買って来て、簡易猫ホームの準備をした。

そうして家に連れ帰った。頭にケガをしたこの子猫の名前は『ミルク』と名付けた。
公園の裏であげた餌(ミルク漬けのキャットフード)を、もう1匹のほうよりもよく食べていたからだ。(その分よくウンチもしていたが)
16日月曜日。"ミルク"を動物病院に連れて行った。
生後2ヶ月ぐらいだろうとのこと。ノミが少しついているようで、ちょっと痩せてはいるものの元気な状態。
ワクチン注射をうってもらい、ノミ取りの薬も首の後ろにつけてもらった。頭のケガは傷口は治っていたが、その部分は毛が皮ごと無くなっていて直径7、8ミリ程のハゲになっていた。毛はもとのように生えると思うとの女医先生の話だった。

後日談だが、この頭のケガはどうやってできたものだろうとずっと気になっていたのだが、空手帰りに子供たちがフェンスの奥から引っ張り出そうとしたときにできたものだと、後になって子供が白状した。
皮が毛ごと剥けるほどなのだから、さぞかし痛かったに違いない。悪気はなかったのだろうが子供のすることは容赦ない。結果的には残酷だ。
『ミルク』が用心深いのはそのせいかもしれない。


  


こうして、とりあえず『ミルク』は平穏に我が家で暮らすことになったのだが、いっしょにいて連れ去られた兄弟は今頃どうしているだろう。
とても心配だし、何とか一度『ミルク』と会わせてやりたい。
その兄弟猫には勝手に『シルク』と名付けて、暇を見てはちょっと先の公園や草むらを探してみることにした。もしかしたら連れ去った子供の家で飼ってくれているかもしれないが、どこかに捨てられていたらと思うと、何とか探し出してうちに引き取りたいと考えた。

しかし、『ミルク』でさえ、いつまでもうちに置いてはおけない。子猫だからまだいいが、大きくなってきたら、ペット不可のうちのマンションでは飼い続けられないことは明白だ。早速里親を探すことにした。
すると運良く、知り合いの友達に、猫好きで飼ってくれる人がすぐに見つかった。まずはひと安心。・・と同時にちょっぴり寂しくもあった。

『ミルク』はそこへ引き取られることが確定した。期日は約1ヶ月後の7月12日(土)。
相手の方はすぐにでもいいとのことだったが、できればうちでずっと飼っていたいぐらいだから、ひと月だけ待ってもらうことにしたのだ。
これで、1ヶ月だけ『ミルク』はうちの子ということになったのだ。









   
   
   
   

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